dorayakiBlog

~絵や興味ある事について書いてます~

美術館でのマナーについて

美術館にマナーはあるのだろうか?

そもそもマナーというのはその場を皆が気持ちよく過ごす為の他者への思いやりのようなものでルールとか法などではないとは思うけど、これをしないで下さいといういくつかの注意書きはよく見かける。

・絵に触れない まぁ当然ではある。絵は観る物で触る意味はあまり無い。触ると傷む絵もある。私はタッチなどを触って確かめてみたい気持ちはあるけど。現代美術ではそういった枠を取り外した作品はありそうである。彫刻などは触れた方がもっと深い鑑賞が出来そうな気もする。お値段を考えると万が一の事故もあるので難しいのだろう。視覚が不自由な人にはこの触れるという行為は美術鑑賞において重要だとは思う。

・写真撮影、フラッシュを焚いた撮影はしない フラッシュは光で色が退色してしまうからだろうか?一瞬の光とは言え何万回も浴びれば多少の影響はあるのかも。撮影自体は絵というより開催者側の思惑もありそうだが。絵をちゃんと見てほしいとか美術館販売の絵のグッズや画集を買って欲しいとか。 とはいえ最近は一部写真撮影OKな展覧会を見かけた事はある。それをSNSにアップしようみたいな呼びかけもしていた。

・絵に近づかない様に絵の手前で床にラインが引かれてる これの意図ははっきり分からないが、お客さんが多いと雪崩式に絵に倒れてくる可能性もあるからある程度は仕方ないのかと。

・筆記具を出さない 模写はしない 絵に上書きされたりする恐れもあるのだろう。有名な絵画が傷つけられる事件もあるようだし。 海外の美術館では許可があれば模写できる美術館もあるのだから、鑑賞の感想のメモくらい良いような気もする。※ 後日学芸員の人に聞いてみたら長時間絵の前に立ち止まらずインクの出ない例えば鉛筆などなら良いそうだ。

などが明記されてるところが多いように思う。

あとは意外と観ている人たちが静かだと感じる。絵を観るのが主たる目的なのだから喋る必要はないけど、何人かの連れで来ている人たちは議論とか批評とか感想を話すくらいの声の大きさだったら別に良いのではと思ってしまう。周り鑑賞の邪魔にならない程度に。仮に話してる人がいてもみんなひそひそ声で話してる人が多いような気がする。その周りへの気遣いは日本人の素晴らしさではあるとは思うけど。現代アートやアートイベントなどはその限りでもないが、アカデミックな美術館に行くと感じるなにか厳かな空気が流れてるのは嫌いではないけれど逆にそれもどうなのかな、と思ったりする。

私はけっこう美術館で絵を観るのに時間がかかってしまう。なぜかと言うと、美術館の展覧会へ行くと順路という絵を観る順序を誘導する導線がある。けっこう私は順路の途中で前に観た絵をまた見返したくなり順路を戻って観たりするから邪魔になってないか気をつけながら戻る事が多いからである。あと、その順路の通りに人が流れてるから一つの絵をしばらく観てると流れを遮ってしまうので少し後ろに下がって観てたりするからである。自分はたくさん絵を味わいたいとは思うのだけど自分だけが良ければ良いというのは違うと思うので。

クラシックの鑑賞や観劇などは鑑賞者もその作品の上演の時間の流れの中にいてその一部になる性質のものなのでその流れを壊さない為にマナーは厳格に守られるべきだと思う。 に対して美術鑑賞も作品と鑑賞者の間で作られる行為ではあるがもう少し鑑賞者もアクティブになっても良いと思う。(暴れろとかそういう事ではなく)

マナーは大切だけどマナーに制御されすぎてはいけないなと思う次第であります。

Name:ドラ焼き
今は油絵具でイラストを描いてます。webプログラミングもやってます。 このブログでは絵や興味ある事について書いてます。Twitterの@dorayakiArtに近作のイラストもアップしてます。
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