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高品位油絵具ヴェルネ 使用感

今まで使用していた油絵具の中のよく使う一色が何か違うなと感じたので、以前からストックとして持っていたホルベイン社の油絵具ヴェルネを試してみてそれを使う事にした。(そのよく使う色が良さそうだったので)

ヴェルネの何色かを使ってみた感じとしては練りが柔らかめでかつ粘り気が少しあると感じた。(元々吸油量の少ない練りの硬いものはそれなりの硬さはあるが)

“原点に還り、原点を超える”と絵具のパンフレット内で謳っているだけあって古典的技法の塗り重ねていく技法によくマッチしそうだなとも感じた。
“画面に吸い付く”とも記載されていてまさにその様な感じで筆触りは気持ち良かったので現代的な厚塗りにも良いかと。
単一顔料と混ぜ物の無い使用の様なので、そのせいか適度な柔らかさと、画面をきちんと覆えるくらいの濃度の濃さ?による隠蔽力も感じる事が出来た。(透明色は透明なので、まぁでもそれでも)

あとは現代的な色使いをする為の鮮やか有機顔料の絵具もラインナップにあるのは嬉しい。

自分は既存のメディウムを使用しているので買わなかったが、ヴェルネ専用の画用液もあり、スタンドリンシードオイルとスタンドポピーオイルとがあり、それに加えてその二つのどちらかをベースにして樹脂等を調合したものもある。これらは古典的技法に向いている組成に見受けられる。

あと面白いと感じたのは、古典的な白色のレドホワイト(別名→シルバーホワイト・リードホワイト)でリンシードオイルベースとポピーオイルベースのものがあり、乾燥速度が表記によると5日〜7日とあり、他の乾燥速度が明記されているシルバーホワイトより乾燥速度が遅めになっている(他は2-3日)事である。
練りが幾分か通常の鉛白より柔らかく感じるので油分が多目なのだろうか。通常のシルバーホワイトは顔料の鉛白が乾燥を促進するので乾燥は速いはずであるしけっこう硬い練りなのだが、元々はこういう感じの練りなのだろうなと推測ではあるがそのように思った。この点は諸派により異なったのだろうけど。

逆に近代的な白色のチタニウムホワイトは3日前後と表記されており、他のメーカーや同社の別シリーズの油絵具のチタニウムホワイトだと5日〜7日くらいは乾燥に時間がかかるのと比べて少し早めの乾燥になっていて使いやすそうだなと感じた。

Name:ドラ焼き
今は油絵具でイラストを描いてます。webプログラミングもやってます。 このブログでは絵や興味ある事について書いてます。Twitterの@dorayakiArtに近作のイラストもアップしてます。
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