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抽象画はなぜ生まれたのか

絵とは元々何かの物を描くものだったのは古代のラスコーの壁画などを見ると分かるのに。物を描かない場合は装飾や象形文字となったわけで。なぜ抽象画の様な何も描かない絵が生まれたのか。それは写真が発明されて物を描写するのに絵より上であると人々に認識され絵を描く者もそれを自覚していきただ単に物を写すだけでは自身の職業の役割と自身の芸術を満たせなくなってきた為であると言われている。そして絵描き自身の見方や考え方を絵に取り入れていき実現する中で物を描くという同一の役割の写真とは異なる美の新しい段階に至ったと言える。であるので絵とは物が描かれているという従来の概念で見る事が出来ないのである。絵にしか出来ない事とは何ぞやという命題を背負って故の進化の一つの形態てある。