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アクセントカラーとは

色彩の配色においては、色相やトーン(階調)が同系統や類似性のある色同士の配色ではまとまりのある落ち着いた配色になるがややもすると単調になりやすいので、差し色として配色全体を強調して引き締め引き立たせるアクセントとなる色を同系統色・類似色の配色の中に配置する事がある。

この差し色の事をアクセントカラーとも呼ぶ。

アクセントカラーの配色の一例
(アクセントカラーの一例)
上:明るい配色の中に濃く暗い反対色
下:暗い配色の中に明るい反対色

アクセントカラーは配色の面積の多くを占めるベースカラー(基調色)やその次に面積を占めるアソートカラー(従属色または配合色)と異なり(円や四角や星型など特に形は問わず)小面積でワンポイントに配色される。そしてアクセントカラーには他の色と対照的な異なる傾向の色彩が選ばれ色相や彩度そして特に明度が異なるとアクセントとしての役割を強く果たす事になる。

このアクセントカラーはファッションやインテリアはもちろん様々な配色全般に渡って使われ、小面積であるので出しゃ張らずさりげなくしかし強いメッセージ性を与える効果を持つ様に感じる事が出来る。