dorayakiBlog
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アクリル画への仕上げニスの塗り方

アクリル絵具で絵を完成させたら絵の保護の為にニスを仕上げで塗布する。

その際には二回それぞれ別のタイプのニスを塗る。一度目は水性のアクリルニス、二度目は油性のアクリルニスを。二度目の油性ニスは再溶解性があるので絵が汚れたりしたら汚れと共に剥がして落とす事の出来るカーテンの様な役目を果たす。一度目の水性ニスは描く際に絵具に混ぜるアクリル樹脂より硬い丈夫なアクリル樹脂で柔らかく傷付きやすい画面の表面を保護する。絵を覆う皮膜が厚くなるので紫外線による耐光性も強くなる。油性のニスを剥がし落とす際の溶剤と溶剤を含んだ筆や刷毛等の摩擦による溶解から硬い水性ニスの塗布が施されている事により絵具層が守られる。

水性のニスは筆や刷毛で塗布するタイプで、塗る際には原液か水で少々塗りやすい粘度に薄めて、上から下への塗りを左右の端から端まで平行に繰り返し画面全体に塗り
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ (塗りの方向 端から端へ)
それが乾いた後に左から右(or右から左)への塗りを上辺の端から下辺の端まで繰り返し画面全体に塗る
←(塗りの方向 左右逆でも可)



←(上辺から下辺に平行に)
そうするととムラなく全体に塗布出来る。
水性のニスは再溶解性が無いのでほこりや汚れ等をニスの中に封じ込めない様に注意する。

油性のニスは塗布するものとスプレー式のものがある。塗り方は先に挙げた水性のニスと同じムラの出ない塗り方をする。水性のニスと違い揮発性溶剤を薄め液に使用しているので塗布に使用する筆や刷毛とニスを入れる容器又は置くパレットは適した物を使用した方が良い。筆や刷毛はアクリル用の物なら油彩兼用の物が多いので揮発性溶剤に対応している事が多いので問題はないと(筆の毛を傷めないよう気を付けるべし)。ただし描画に使用して水を含んでいたり油性ニスの塗布に使用した後に溶剤を含んだまま描画に使用したりすると良い影響は無いので水分にしろ溶剤にしろ筆や刷毛はよく乾かして使用するべきである。液状タイプの場合使用する分のニスを瓶から移す際に容器やパレットがプラスチックであると溶剤の溶解力により溶かす恐れもあるので使い捨ての紙パレットや使い捨ての容器または揮発性溶剤で乾いてしまったニスを洗っても問題の無いパレット(木のパレットとか)や金属系の容器を用意した方が良い。
そしてニスの揮発した成分は体に良くないので換気を充分にする事。