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油絵を描く道具

はじめて油絵を描こうとするとき最低限必要なのは、

・絵具

パーマネントホワイトと呼称されてるものが無難かつ万能的

有彩色
混色すれば他の色は擬似的に作れるので基本的な赤青黄系のもの
赤紫と朱色、青緑と青紫、レモンイエローと赤みの黄を選ぶと綺麗に混色ができる
無機顔料または有機顔料単一のものが余計な調色されてなく扱いやすい
(PB29とかいう英数字がチューブの裏に大抵記載されている)
透明度や不透明度やチューブに記載されてる混色制限に注意すればある程度好みで選んで良い


マースブラックと呼称されてるものが無難で万能的で一般的
アイボリーブラックも美しいがニス塗り必須かつ乾燥遅く取扱注意

茶系の色
イエローオーカー、レッドオーカー、バーントシェンナ、バーントアンバー辺りがあると下地塗りや渋めの色が作りやすい。万能的に使える

画用液・・・調合済みのペインティングオイルが使いやすい。ペインティングオイルを薄めかつ下描き用の揮発性油であるテレピンまたはペトロール。無臭のペトロールは臭気がなく扱いやすい。物足りなくなってきたら乾性油など各パーツを自分で調合してみると良い

パレット・・・木製か使い捨てできるペーパーパレットのもの。利き手用のものを買う事

油つぼ・・・画用液の入れ物。真鍮製とプラスチック製があるが好みで

筆・・・硬めの豚毛が一般的。
軟毛、中硬毛は柔らかいタッチが。
パレットナイフは描画にも使えパレットの掃除にも使える
平筆、丸筆の各種サイズを。本数は多いほうが筆が濁さずに描ける

筆洗油、筆洗・・・筆やパレットなどの洗浄液と筆を洗う洗浄液の入れ物。専用のものまたは空き瓶などを使う。洗浄後は石鹸で水洗いする。

キャンバス・・・材質により値段が異なるが主に耐久性の差がその値段の差なので基本どの物でも問題無い。麻布の杉木枠のものが一般的に最適である。

イーゼル・・・描くキャンバスを乗せられるサイズに対応するものを用意する。屋内用と野外用がある

紙切れ布切れ・・・絵具を拭き取る為。使用済みになって捨てる時はゴミ箱内で発火する恐れもあるので必ず水の入ったビールなどに入れて捨てる。

ニス・・・絵の完成後に仕上げで塗る画用液。約半年後に塗る。筆塗りの溶液もあるがスプレーもある。艶出し、半艶、艶消しなどある。晴れた湿気の少ない日に屋外など換気のよい場所で塗る。

注意)換気や毒性のある絵具など健康に注意しながら楽しく描きましょう

あとは用途に合わせて必要になった際にその都度道具を揃えると良いでしょう。