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綺麗な色・汚い色とは

色のきれい・汚いという性質は、その色を持つ物質の属性(どの様な物なのか)や材質感(透明度や手触り感等)や他の色との配色や光による明度・彩度の変化の様な外部要因等にも影響され、同じ色であってもどちらにもなり得ると言える。

ただ単純に一つの色彩として言うならば、灰色の様な濁った中間色や黒に近い明度の低い暗色には汚れた・ダーティーな・濁った等の様なイメージもいくつかある色の性格の内の一つとして定義されている。逆に白や淡い色や濁りの無い鮮やかな色には清潔さを感じる事が出来る。

とは言えそれらの濁った色の中間色や暗色も私たちが生きる現実の自然界には多く存在し美しい景色を構成しており、あくまできれいな色や汚い色というのは我々がきれい・汚いと認識する物体が持つ色を連想する事によると言えると考えられる。

または連想されるイメージ元となる原初の固有の色を持つ物が現れるならばそれはきれい・汚いを超えた美と言っても差し支え無いのだろうと考える。