dorayakiBlog
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黒い色の使い方について

自然物などの具象的な絵を描いていて、黒い絵の具の色を用いるとどうも周りの色と馴染みづらく感じる。上手く配色しないとしっくりこない事が多々ある。まぁ絵の中で最も暗い部分を代替させる色として使うのだけど、実際の自然の最も暗い部分でも宇宙空間でもない限りは何らかの光が少なからず差し込むので暗黒でも無いし何らかの色味は帯びる。それを日々見ている私たちの目にはやはりその様な違和感を覚えるのだろうか。

「黒は色彩の女王だ」と印象派の画家のピエール・オーギュスト・ルノワールも言った様に、黒は他の色彩を引き立てるがその実魅力的な色彩である分主張も強い。クイーンの如くに。

なので絵又はイラストやデザインで使用する際には単独で用いるのでなくほんの少し何らかの色を少し混ぜて色味を変える事も多い。例えば全く黒に見える様なSNSのバナーやボタンのデザインも完全な黒の#000000(#RGB)ではなかったりする。絵の具の場合は黒一色でなく赤味や青味や緑味などを加え色に単調さに変化を持たせる事も多い。

単独で用いる場合は明暗を表すにせよ抽象的なデザインや装飾に用いるにせよ、暗部の明度を表す"明暗"としてではなく固有色つまり固有の黒という色彩を持つ"色"として扱う方が上手く扱えると考える。

固有の独自の性格を色彩に持つ色として扱うとファッションの黒白ツートンカラーの様なモード感を演出したり、カラー漫画・アニメや浮世絵の線による縁取りの様に彩色を際立たせたり黒が描く対象を引き立たせる。