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油絵の画用液の調合の方法

市販されている、

揮発性油
乾性油
樹脂
乾燥促進剤

をガラスのビンで攪拌してやれば良い。
粘りの強い油にはより高い溶解力の揮発性を用いる。

描く段階で4つの画溶液の比率を変える。

下描き
揮10 乾0 樹0 促0

中描き
揮6 乾4 樹1 促1

仕上げ
揮4 乾6 樹1 促1

油絵具のファットオーバーリーン(より多い油脂分を重ねる)の法則にしたがって揮発性油に対して油分の比率を上げていく。

樹脂や乾燥促進剤は最初から加えても良い。
過剰でなければ増やしても良い。
ただし上層に行くにしたがって極端に比率は変えない方が良い。
上層が早く乾き過ぎると下層が乾きづらくなり、しわ・亀裂・剥離の原因になる事もある。