最近話題に上がっている、
トナラーとは駐車場で駐車スペースが空いているのにわざわざ隣りに駐車してくるドライバーの事が取り上げられている。
とはいえこのトナラーとは車に限らず色々なケースであり得る。なぜか空いているのに映画館やカフェ等の飲食店やトイレや電車の席等で隣りに座ってくるこれらもトナラーと拡大して解釈出来なくも無い。
そして、
ぶつかりおじさん(おばさんはいるのか?)またはぶつかり男とは別に喧嘩を売って来るわけでもなくこちらが歩行中もしくは停止中に故意ではない風を装ってすれ違い様もしくは追い越し様に肩や鞄等で接触してぶつかって来る悪質な人の事の様である。
この二つどこか似ていて全く異なると感じる。
共通点はほぼ無いのだけど一つあるとすればその性質は違えど物理的に(もしくは心理的に)接触を求めている所にありそうな気がする。
なぜトナラーは空いているのにあえて隣りに来るのか。通常、人には心理的距離というパーソナルスペースという間合いがあり親しくなければその距離は長くなる。とするとトナラーはパーソナルスペースが誰に対しても短いもしくは気にしない人なのかもしれない。そうでなく一般的なパーソナルスペースの持ち主であるとしたら不安を感じていて近くにいる誰かを頼りにしたいから隣に来るのだろうか。もしくは好奇心から近寄って来るのか。まるで触れ合いを求めているかの様な。
一方ぶつかりおじさん(おばさんはいるのか?)はなぜぶつかってくるのか。このぶつかりはその強弱に問わず悪質な攻撃であり暴力であり傷害である。少なくとも身を守る為の攻撃では無い。なぜこの様な行いに出るのか推測するならおそらく日々で溜まった彼(彼女)の中での怒りや独善的な正義感やストレスの発散の捌け口が考えられる。特に理由がないとしたらそれはそれで怖いが。そしてどこか煽り運転を連想もさせる。自ら相手のパーソナルスペースを破壊しに来ていて心理的距離すらもはや関係無く相手を標的とする悪意を感じる。
どちらも迷惑であり怖さを覚えるが違う点としては、犯罪に及び可能性も無くは無いがトナラーは奇妙なだけであり、ぶつかりおじさん(おばさんというか性別年齢問わず)は極めて悪意を持ち悪質であり、と同時に一緒くたには出来ないが瞬間的にしろ恒常的にしろ心理的特異性が生じている様に感じる。