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構図の考え方について

絵の構図というものは、厳密なルールがあるのか。
遠近法というものは法と名が付くだけあり寸分違わぬ規則がある。理数学的な視覚的要素。
構図の方は構図法とはあまり言わない。構図法が狂ってるなとは。普通は構図がおかしい又は悪いと言う。
美しく見える黄金比という数学的な比率を構図に用いる事もある。色やモチーフをどこに配置するか等。
ただそれらは全て人の心理に訴えるものであり、快かニュートラルか不快か、その三点によるものでなのである。それらが構図を決定する最終の基準となる。だから法則に落とし込む事もある程度可能ではあるが、見る人によっては異なる見方をする場合がある。快の基準が異なる。不快が快である人もいる。なので一概に法に出来ないと考える。
ある程度の答えは出せるとしても、構図に答えはない。だから考えて考えて鍛え上げてセンスとして身につけるのが良いのだろう。