クレヨンとクレパスの違いは、
クレヨンは少々の油分に加え硬質のカルナバウろうの成分が多く硬めで、
クレパスは主に植物油やパラフィンろうで練られ柔らかめであるという違いがある。
クレパスは一般的にはオイルパステルと呼ばれる。オイルパステルが大正時代に輸入され国内製造された際の商品名がクレパスである。
クレヨンはその硬さを活かして線描きに向いている。クレパス又はオイルパステルはその柔らかさを活かして広い面の塗りに向いている。
最近ではクレヨンもクレパスも総称してオイルパステルと呼ばれるのが一般的になってきている。
そういう意味でのオイルパステルは油や蝋またはその両者の混合物で顔料を練った物を言う。