dorayakiBlog
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クレヨンの有害性の有無について

クレヨンはワックスと油分と顔料から出来ている。

ワックスはカルナウバワックスが、油は植物油が使用される。顔料は各色素の顔料と絵具の定着及び充填剤(増量及び固形化)の役目を担う体質顔料からなる。
植物油はメーカーにより使用される油は分からないが絵画に用いられる油では特に目立った毒性は無いと思われる。
カルナウバワックスは文献によるとやしの木から採取される蝋であり特に毒性の記述は無い。みつろうクレヨンという蜂の巣及び蜂が巣を作る為の分泌物から採取した蜜蝋という蝋を使用した物もあるがこちらも同様。
顔料はクレヨンと同種の専門家が用い油絵具や水彩絵具と同じ顔料が使用されるオイルパステルやソフトパステルのカタログの顔料名の表記を見るに特に毒性のある顔料は使用していない様である。ただ児童用の物は専門家用のとは違いその限りでは無い様である(おそらく安価な顔料もしくは顔料の使用量を控えめにしている)。クレヨンはその表記自体が見当たらないので不明。昔の顔料は毒性のある物もあったが近年開発された毒性の無い合成顔料がよく使用されている。白を混ぜて作る淡色においても昔は毒性のある白色顔料である鉛白を使用していた時期もあるが近年では他の白色顔料に替わり体質顔料も現在では貝殻等と同じ成分の炭酸カルシウムが主流となっている。ある国内絵具メーカーの刊行している専門書にはクレヨン等の棒上固形絵具は手で直接持つ事が前提とされる絵具なので毒性のない事が求められるとの記述も見られる。
しかしやはり基本的に直接食べたり手等を介して体内に取り入れる事は推奨していないのはもちろん児童・幼児・乳幼児においては強く禁止されていてその場合には医師に診てもらう事の記載がメーカーのカタログには記載されている。

以上の使用されている原材料の性質から見て常識的な使用の範囲では毒性に関しての心配は無いと考えるが、どうしても不安な場合は医師や各絵具メーカーに電話やインターネットで問い合わせてみる事を勧める。