・興奮色
暖色の系統の色は興奮を覚えやすい。その中でも鮮やかさの彩度が高い原色純色に近い色ほど興奮を感じやすい。
主に橙〜赤〜赤紫にその効果がある。
刺激的で活発で多動的で元気な逆に危険性を伝えるイメージ色なので、アラートや警報、食品、人の動きを促すイベントや商品など多方面で興奮を覚えさせる事で利用されている。闘牛士は持つ旗で牛を誘導するが旗の動きで誘うだけで旗が赤くても牛の眼は色を感じない色盲なので関係は無い。人は色覚が発達しているので見るだけでも心理的効果を通して人体に影響を及ぼす事もある。
興奮色の中核を担う赤色に血や火や熱を連想させるイメージがあるので体感的生理的に興奮を掻き立てられると考えられる。
・沈静色
寒色の系統の色は落ち着きを覚えやすい。その中でも鮮やかさの彩度の低い色ほど沈静を感じやすい。
主に青緑〜青〜青紫にその効果がある。
冷たさや地味さのある無刺激性により沈静の効果を見込める。涼やかな又は爽やかなイメージの商品や特に安らぎや落ち着きの求められる一般的なインテリア及びエクステリアなどのシーンで多方面で利用されている。見るだけでも心理的効果を通して人体に影響を及ぼす事もある。
イメージとして沈静色の中核を担う青色が水や氷などを連想させ体温を下げる様な体感的生理的な感じ方で精神的に影響を与える。