好きな事を仕事にすると嫌な面が見えたり望まない事も多々しなければいけなかったり惚れた弱みがゆえに報われない事にも耐えなければいけなかったりと賛否両論あるけれど事と次第または人にによっては創作活動は無理に職業にしない方が良い事もあるかもしれない、純粋に創作したいならば。
本当に創りたいものと顧客の要求とで板挟みになり創意をねじ曲げるかもしくは貫く意思を試されるかもしれない。 創作家が苦手とする事も多い報酬の交渉や人間関係の悪い面としてある煩わしさへの対処という芸術の対極にありそうなお金や世間への対面という問題は必ず浮かぶ事であろう。もちろん人気商売な面もあるので時としては陽の目を見ずに試行錯誤を重ねながら耐え忍ぶ事もあるだろう。
もちろんプロというまた違ったプレッシャーのかかる真剣勝負の場が持ち得る空気が作品に影響を与える事もあるので必ずしも職業とする事を否定はし得ない。そこで耐え切れる人は耐えてがんばっても良いのだろうし、完全に潰されてしまっても致し方無いので自由な場を求めても良いのかもしれない。
もし仮に職業であるプロという立ち位置を失ってしまったとしたらその人は創る事をやめるのだろうか、やめなければいけないのか、やめてしまわなければいけないのか。否、創作したいという情熱が残っていればおそらく創るはずである。熱量が高ければ高いほど職業にしてるかしてないかなど創作家には関係無いのかもしれない。
一昔前はプロの創作家にとっては失職すると世に問う事も難しくなる事が多かったようであったが幸いな事に今の時代発表の場はウェブで個人でも容易な時代である。