フィキサチフ(定着液)の掛け方

烏口で霧吹き掛けは演習でやっただけでそれから後は全てスプレータイプのフィキサチーフで定着させてる。

フィキサチーフのかけ方、なんて言うほどかしこまる事でもないけど、

少しスプレー缶を振って、
30センチくらい離れた所から、
①画面の一番上辺を、左から右(又は右から左)へ吹きかける。
一段ずつ下にずらして同じ様に吹きかける。 それを一番下まで繰り返す。

②そして今度は、
画面の左右どちらかの端、上から下へ吹きかける。
隣にずらして同じ様に吹きかける。
それをもう一つの端まで繰り返す。

そうする事で満遍なく画面に定着剤を吹きかけられる。

アルコールベースのフィキサチーフなら掛け過ぎてもそれほど問題は無い。液が垂れてくるほどは掛けない方が良いけど。ただパステル画は掛け過ぎると色がフィキサチーフの樹脂成分で顔料の粒子が包まれて色が少し沈むのでそれを避けたい絵の場合はほどほどに。

火気の近くで使用しない事。換気をする事。