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天才の種別考察

ある特定の分野において一般を遥かに凌駕する能力の持ち主を天才と呼ぶ。共通するのはその分野において優秀とされる者たちでさえ及ばない遥かに飛び抜けた実力を持つ。天才の思考や行動やそのポテンシャルは常人には理解が及ばないかもしれないが天才に達する過程にはいくつかの要素があるのだろう。

その要素は、

・先天的な身体的・知能的特徴

・環境

・努力

の三つである。

基本的にどれか単独だけで成り立つというケースは稀であると思われ各人によりこの三つの要素が良い塩梅でその人物に合った割合で割り振られて成り立っているのが一般的(?)に存在する天才と考える。

しかし単独の要素で成り立つ天才種で説明すると極論ではあるけれど分かりやすいのかもしれない。

・先天的な身体的・知能的特徴による天才
文字通り飛び抜けた運動能力の筋肉やバネを持つ肉体の持ち主や高いIQや芸術性を備えた知能を備える者など天才のイメージとして最も分かりやすいタイプである。このタイプこそが天から才を与えられた天賦の才という意味で本当の天才であろう。産まれると同時にDNA的に与えられるまたは何らかのきっかけで目覚め開花した産まれ持ったポテンシャルによる天賦の才のみで努力せずその分野の頂上まで駆け上がる。どこまで駆け上がるかは与えられた天賦の才の量による。

・環境による天才
天賦の才が普通か少ないにしても与えられたもしくは求め得た環境により才が育まれる。周囲にその分野に精通している者達や他の人よりその分野の知見や経験得る事の出来る境遇に囲まれ絶えず才が磨かれて実力を上げ天才と呼ばれるレベルになるタイプ。環境を変えていく又はアップグレードする事でさらなるレベルアップや他分野の習得も。技能を吸収する天才があるとも。

・努力の天才
先天的な才にも環境にも恵まれないが自らの意思による修練のみによって力を伸ばすタイプ。このタイプはその分野の天賦の才は持たないが努力する才がある。修練する才である。その修練による成果を積み上げる事で天才に並び超えていく。
鉄の意思で苦行にも耐え抜いていくタイプと修練を苦にも思わずむしろ楽しむタイプがいる。耐え抜くタイプは耐える事自体が無意識的な喜びになっていて情熱とやる気が駆り立てられている場合も。楽しむタイプはある意味心の精神的天才性を持っているという意味でもう一つ別の形の天才なのかもしれない。
この努力のタイプは他の才も幅広く自ら選択出来るという点では強みがあると言える。その対象となる分野に強い興味を持つ事さえ出来れば。