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お湯が売れる時代に

何年か前くらいから大手のコンビニエンスストアでも小型の200mlくらいのペットボトル入りのお湯がホット飲料として販売されているのをよく見かける様になった。

近年では販売される飲料においても糖分・脂肪分・その他の添加物の多い高カロリー製品よりも無糖・無脂肪・0カロリー等の様な健康志向な物が増えた。

昭和末期辺りまでは緑茶やほうじ茶等のお茶類は家庭で淹れて飲むのが一般的であった飲料であるがここ三十年位の間にペットボトルや缶で飲む習慣も一般に広く浸透した。紅茶やコーヒーも言わずもがなで。

平成に入り十数年位してからは普通の水(天然水)が主にペットボトルでスーパーマーケットやコンビニエンスストア等で広く販売される様になって久しい。

今では国も強く推進する健康志向の流れも手伝ってか、これらの清涼飲料が飲料品の売り場の広い面積を占めるまでになっている。

そして近年(平成の中期〜末期)では、夏場であったとしても、冷やしてない水つまり常温水のペットボトルもよく販売されているのを見かける様になった。冷水は喉越しの様な爽快感や体温および精神への冷却効果等の様なメリットも多いが人によっては胃や腸に優しくないケースもあるので、温水は場面によっては好まれる事も多い様だ。反対に水に僅かなレモンエキスの様な果汁成分を加えて凍らせ小さく砕いて消費者がそのまま噛み砕いて食べやすくしたロックアイス(冷やす為の氷でなはない)の様なカップ等も見かける様になった。

そしてついにここ数年の最近では、何も添加せれてない温めた水つまりお湯が販売される時代になったのだなぁと感慨深く感じた。確かに昔から白湯(さゆ)や湯冷ましの様な温めた水を単体でそのまま飲む事自体は普通の食習慣としてあったので一瞬カルチャーショックは受けたものの納得はいくものであった。

冬場の胃や腸への負担を考えたなら、常温水でも健康の為の役割を果たすのは難しいかもしれないし、何よりこのご時世なので風邪予防で免疫を下げない様に体温を適温に保持出来るお湯も先人の古くからの知恵を体現した最適解なのかもしれないと感じた所存であります。