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YouTubeやSNSでの炎上の危険性 顔出しのリスク

YouTubeにしろSNSにしろテレビにしろ、最近は至る所で火を吹いている。

影響力のある有名人から起こる事も多いが名も無い個人でも世間を騒がせている。

その種類のひとつとしては、注目を集めない事には収益や承認欲求や存在の認知や視聴率・回数が得られない為に意図的に炎上を起こす人もいる。ただそれはもう発信者の倫理観、道徳、法的知識などのモラルの有無ととりあえず注目を集められれば多くを得られてしまうそのネットサービスのシステムの問題でもある。

もうひとつは、意図しない(内輪だけに向けたと言うバイトテロの様なリテラシーの欠如による例は除き上のケースに含むとして)、価値観のずれによるふとした行動や発言から火が着いてしまうケースがある。
いわゆる失言と呼ばれて大騒ぎになる事がネットが普及する以前からも多くある。特に政界や芸能界で多々あった。

これは言葉の選び方の間違いという側面もあるがその裏を返せば本音がぽろりと出てしまいその人の本性が明らかにされるという事が多い(例えば「汚名挽回」の様な本当に言葉の使い方を知らなくて周りに誤解を与えるケースは除くとして)。

この様な意図しない炎上はその大小によらず注意していてもいつでも起こり得てしまう。コミュニティ内での親密さが増し気が緩んだり、疲れて落ち込んでたり逆に調子の良く強気になったりとその時の精神状態で人間の発言の変化は多いに波があるので注意していても自身の心根が表れてしまう事は止め難くもある。健全な考え方を育めれば良いのだけど、全ての人がそうあるわけでもないし、価値観は人それぞれでその多様性をあまり統制と呼べるほどに多く阻むのも良くは無い。その場合は自分の常識と世間の常識とのずれを認識出来て自身で管理・制御する事の出来る理性の力があるかに係る。発覚した後には当人及び周囲が間違いを改めるという姿勢も大切ではあるが。
しかし表現の自由を阻害し過ぎてもその界隈の衰退に繋がるので度を超え過ぎない程度には自由である事も大切である。

最近はホームページやブログ時代と異なりSNSやYouTubeで顔出しが普通になりつつあるので何処何処の誰だという事が簡単に特定されやすく後年に残る可能性もある。有名人は守ってくれる後ろ盾があるが個人の場合は無防備なので何かあった時に脆いのでよくよく考えておく必要がある。

この様な炎上を防ぐには、
発信する時はあるテーマとその周辺のみに絞るとか逆にこの触れないテーマを設けるとか、こういう事は傷付く人もいるのではと(見えない多数の人を想定して)考えてみたりと、
自分の中でのガイドラインをあらかじめ策定しておくのが良いと考える。
発信まで時間を置く事の出来るメディアなら少し寝かせてから見返す事もとても有効である。