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東京駅丸の内側と八重洲側の反対側への往き来の方法

東京都内のターミナル駅で三大迷宮と呼ばれる駅に新宿駅、渋谷駅、東京駅がある(品川駅も含めると四天王か)。

そんな複雑怪奇な作りの巨大ダンジョンのひとつである東京駅でも迷い人は多い。広大な敷地に広がるいくつもの線路とホームと駅の構内及び併設する駅ビル等商業施設のある1Fフロア、デッキ部分の2F、1Fに劣らない駅ナカの商業施設エリアと駅を中心に広がる駅ソトの地下商業施設や私鉄に繋がる東京駅の地下を走る地下道を持つB1F、さらにJRの1F以外の各路線のある地下階があり、まさにダンジョンにふさわしい作りとなっている。

そんな中で人気の商業施設が広がる1F及び地下1Fの線路を挟んだ丸の内側と八重洲側への行き来がよく利用される分だけ迷いやすい。駅改札内を入場料を支払わない限りは直線で反対側へ抜ける事は出来ず駅の両サイドにある道を迂回しなければならない。

そのうちのひとつは丸の内・八重洲の北口側の改札外に丸の内・八重洲間を繋ぐ自由通路がある。1Fと地下1F両方にそれぞれ道がある。
こちらのルートは改札外とはいえ駅構内を通り抜けるので併設する商業施設が多い事もあってか曜日・時間帯によっては人が多く反対側へ通り抜けるまで少し時間がかかる事もある。駅構内で屋根があり雨天でも変わらない使い良さがある。何より駅構内の坑道の様な一本道なので分かりやすく迷いづらい。

そして丸の内・八重洲の南口側にはその様な通路は無い(京葉線や国際フォーラムへの地下道を行けば反対側に出れるかもしれないがかなりの複雑さと遠回りにはなるのは確実)。1Fつまりは地上階で反対側へ行くには、駅の外に出て南口から隣駅の有楽町駅方面に少し歩いくと突き当たる鍛冶橋駐車場および国際フォーラムの前の道路にかかる線路のガード下を抜けつつ回り込んで迂回する必要がある。こちらは駅の敷地外を回っていくので少し時間と距離がかかるのと普通の街路を行くので初見では分かりにくい難点がある。しかし混雑も少なく天気が良ければ有楽町方面も散策しながら陽気を楽しめる。なので丸の内南と八重洲南を行き来しなければいけない場合は北口の方の分かり安い自由通路経由だと相当な距離(混雑具合によるが約15-20分位)でかなりの遠回りになるのでこの道を行くのが最短(混雑も少ないので迷わず足早に進めば10-15分位)ではある。

丸の内側は赤れんがの外装の駅舎側です。大丸デパートや東京駅グランルーフや高速バスターミナルが併設しているのは反対の八重洲側となります。

東京駅1階構内の概略地図
東京駅1F構内の概略MAP

地下1Fも行き方は同じく地下にも通る地下北側自由通路を抜ける事が出来る。または逆に有楽町方面に続く丸の内側の地下道と(地上/地下への)階段で地上に出て有楽町を経由しながら反対側への行き来が出来る。

東京駅地下1階構内の概略地図
東京駅地下1F構内の概略MAP

令和2年現在で今のところ知る限りではこの二つがある。個人的には今後の中央部の通り抜け可能になる改良工事を期待したい。