ミニマリストが物を持たない理由を考えた時、その性向が顕著に表れるのは住居空間でありその考え方を窺える。住居空間こそ完全な管理が出来る領域であるからこそ彼らは快適さの為に最適化の行動に走るのだろう。
自身も主義を極めた完璧なミニマリストではないがその気も資質も充分にはあると思うので考えてみるに、
その理由は、
・落ち着かない
物が多く溢れている及び無秩序に散乱していると汚く見えるというのもあるがそれ以上に気が散ってしまいそちらに気が取られて集中出来なくなる。これは一般的な感覚ではあるのだろうがどの過ぎた感覚になると落ち着きを覚えられなくなる。汚部屋に住める人とは逆ベクトルなのだろうか。ミニマリストは潔癖症というか菌を気にして消毒する様な性向ではなく整っていない事を許せなくなる性分というべきか。
・手間がかかる
物があると掃除や手入れ、スペースを取る、そのスペースの分使える面積が少なくなる、そのスペースの家賃を物の為に使っている、部屋での移動を妨げられる等が考えられる。有用な物に関してはこの限りにあらずあくまで無駄な物がという事である。何より所有しているという責任感というか義務感の様な精神的な荷重を感じる人がミニマリストには多いのではないだろうか。
のニつの理由があると考える。
本拠地となる住居空間で自らのミニマル主義すなわちミニマリズムなライフスタイルを習慣化したミニマリストの片鱗を外出先で垣間見る事になる(近年はSNSや動画で自ら発信してる人もいるが)。
ただのきれい好きという事でも無さそうだと考える。