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画材屋・画材店について

画材屋が街にある数が少ないとよく思う。
本屋に比べると圧倒的に少ない。当たり前だが。 ならば同じ芸術系の楽器屋さんと比べて見ても少ないと思う。要は需要に応じたその数なのだろう。文具店や百貨店の文具コーナーが一部画材を兼ねてるからなのもあろう。ただ描きたい人は比較的多いだろうからその人口に比してみると少しばかり少ないと思う。

・デパート型?
新宿の世界堂や首都圏にあるユザワヤなどがすごい品揃えでよく通っていた。ああいう所は一般文具も扱いつつ、絵画用の画材はもちろん、漫画用品なども充実しているから見てるだけでも楽しい。
世界堂は7,8階くらいのビルで文具やら額や各種画材などを販売していて、絵画用品は国産に加えて多数の海外メーカーの製品も扱っているのが印象的。
ユザワヤは手芸から工作など各種の趣味の道具を揃えてるこちらも自社?ビルや大きいビルのテナントに入っている。昔の吉祥寺店は品揃えが世界堂並みで良く通っていた。
他には老舗店である神田の文房堂も有名でよくブロックスの油絵具を買いに行く。

・量販店型?
Toolsや東美という会社が各地に小売店を展開しているよう。東美は地方に移った今も必要な画材を買うのによく利用させて頂いている。東美は割引もあるし。

・個人店舗
昔は学生の頃は近所の個人でやってる画材屋さんにデッサンの用具やら絵の具やら買いに行ってたけど、今は個人のお店を見かける事は少ないような気がする。世間の個人経営と同じくやはり厳しい時代なのだろうか?

・小規模経営タイプ?
阿佐ヶ谷にいた頃は仲卸の画材商さんの経営している画材屋があった。卸すだろう梱包された箱の山ばかりでちょこんと入ってすぐのところだけ販売用の絵具などが少しあっただけで事務所の様な感じ。画材屋と言えるかは分からないが面白いタイプのお店だとは思った。
わりと立地が良く人の多い大きい商店街や通りに行くともう少し大きい規模のおしゃれな画材店もある。個人というよりもう少し大きい規模で経営してそうな感じの店構えのお店だが。チェーン展開はしてなさそうな。
こういうお店を見つけて開拓できると嬉しいものである。

・ショッピングモール型
最近地方へ行くと広大な土地のショッピングモールでも画材を扱っていて広大な土地なだけあって画材売り場もとんでもない広さだったりする。
そういうところには車で行かなければならないケースが多いが大きい画材をたくさん買い込んで車に積めて持って帰れるのは羨ましいなと思う。

・インターネット販売型
上に挙げた店舗も自社のサイトでネット通販を行っているしAmazonなどを通して販売しているお店もある。
それとネットだけで見かけるお店もあり、実店舗のあるお店なのかそれともネットのみの店舗なのかは会社案内を見てもよく分からないが、ネット画材店のようなお店もある。何度か利用した事はあるが、今のAmazonより品揃えは良いと思う。

と知ってる範囲でも色々なタイプがある。
美術館と本屋と画材店は見ているだけでも楽しいので、いつか海外の美術館と画材屋を廻ってみたいなと思ってる。