油絵を描く時は木製の板パレットを使用していたが、後片付けが面倒だなというのとコストもかかると気付き、紙のペーパーパレットを今は使用している。
油絵具に混ぜるメディウムが純粋に乾性油だけならばすぐに乾かずパレットナイフで絵具を除けて揮発性油を含ませた布か紙で拭けば済む。しかし市販のもしくは自製の調合油に樹脂や乾燥剤を調合する事も多いのでわりとすぐに乾く、そうすると絵具も固くなっているのでパレットから除けるのが難しくなっている。まぁ制作後にすぐパレットを掃除すれば良いだけなのだけど。力尽きてそのままにしてしまう事もなくは無い。筆洗いは欠かさないが。
どっちにしても掃除するのに紙切れやらブラシクリーナー等の揮発性油を結構な量を消費する。あとそれらを包むビニール袋。
それを考えるとペーパーパレットを一枚使い終えたら水を入れたビニール袋に包んで捨てる方が楽でコストも抑えられる。
あとは重量が軽くパレットを持つ時の手への負担
が軽くて済む。