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PC用ウェブサイトはもう不要・要らないのか

近年では従来Webサイトを作る時には基本的なつまりはパソコン(以下PC)用のページとモバイルつまり携帯電話やスマートフォン(以下スマホ)対応の為のサイトを同内容のページにおいて個別に設計する事がほとんどである。

日本でのPCやインターネットの黎明期(1995-2000頃)においてはPC用のページのみで事足りたものの携帯電話のフィーチャーフォンつまりいわゆるガラケーにおけるiモード等によりネット接続機能が可能になる事と国民一人一台の携帯電話の所有率に近づくほどの上昇によりモバイルからのアクセスが急速に増えた為に既存のサイトもモバイル版のhtmlを用いて対応する必要性が生じてきた。

そしてスマホの登場および普及によりモバイルでのネット接続を誰しも常いつでもに普通に日常的にする様になったのは街中での人々を見ていれば明らかである。

その為にスマホからのアクセスがPCのそれより上回る様になっているサイトも多いのでは無いだろうか。家や職場で腰を据えて勉強や深い趣味や仕事等で調べ物をする時以外は多くの一般的ユーザーかカジュアルにサイト閲覧するにはスマホやタブレットを使用している割合は多いと推測出来る(土日は特に)。ベッドやソファやその他外出先でも使用出来る事もあり。

とはいえデスクトップタイプの他に気軽にタブレットの様に持ち運べるノートPCもあるのでやはりまだまだPCからのアクセスはそれでも多いのは間違いない。サイトのカテゴリーやジャンルによってはPCからのアクセスが多いものもあるかもしれない(プログラミング等のPC作業の伴うものは特に)。とはいえPCとモバイルへのアクセスの比較の推移を観察していると年々逆転してはいるので100:0には早々ならないとしてもいずれはPC用サイトの開発や運営をその費用対効果やアクセスのシェア率から損切りしなければならない日は来るのかもしれない。ブラウザでのかつて隆盛を誇ったインターネットエクスプローラーの様に。しかしソフトウェアであるブラウザとは異なりPCは現在でも最も性能が高く幅広い用途で使用出来るハードウェアなので早々に取って代わられるとは考えにくいものの更に進化した高性能のハイエンドのスマホやタブレットでプログラミングや動画編集等の充分な環境が導入されたならば分からないとも未来予測出来なくもない。インターネット検索の覇者であるGoogleもモバイルファーストを謳っているくらいでもある事から。

個人的なアクセス解析を見ていてもいずれそうなるのかと思わせるほどにモバイルからアクセスは多い。