最近のGoogle検索では SEO (Search Engine Optimization)、つまりサイトがどの様な順序や内容で検索結果として表示されるかの仕組みである検索エンジン最適化のアルゴリズムの変更によりジャンルによって多少異なるものの権威性や専門性のある信用性の高い(とGoogleに見なされた)サイトが検索結果の上位に表示される傾向が強くなり必然的にその性質を色濃く持つ企業等の組織・団体系の公式のサイトが上位に来る事が多くなった様である。
この事は情報の正確さや違法なサイトを誤って訪問・閲覧しづらくなる等の良い面もあるのだけれど知りたい情報は必ずしも公の全般向けのアナウンスだけとは限らずまた別に一般の人たちによる感想・評価・考え方・主張等の中にもあるものでそういった人たちのサイトを検索結果の下位に押しやる事で望まない検索精度にしている様に一面では捉える事も出来なくも無い(とはいえ信頼性の低いサイトも溢れ玉石混交になる可能性もあるので良し悪しはあれど。加えて一般のユーザーによるサイトやブログの作成者の多くがSNSや動画サイトに移行して市井の声としての作り手が減っているの事も精度低下を手伝っているのではとも推測されるものの)。
それに加えて(信用に足るか不明な)スポンサーサイトが優先的にスポンサー枠として検索結果のページ上位を占めて表示される様になった事が検索を邪魔している可能性を持つ様にもなったと感じる事もある。
であるので、ここで簡単に検索精度を上げる方法としてよく一般的に使用されている方法は(検索において最も大事なのはキーワード選定だが)検索エンジンがGoogleではないより良い検索精度を持つ他の検索サイトを使用するか除外や完全一致等の検索指定の方法を使用するのが良い。
他の検索サイトは最近ではMicrosoftのBingやDuckDuckGo等の評判が高い。その他の海外の検索サイトも検討の余地があるかもしれない。
検索指定では検索したいキーワードの後に(半角か全角でスペースを挟み)加えてマイナスを意味する半角英数字のハイフンつまり - を除外したいキーワードの先頭に付ける事で検索結果にその除外キーワードを除外した結果を表示する事が出来る。完全一致では検索したいキーワードの前後に半角のダブルクォーテーションマークである " を付ける事でそのキーワードの語句に完全に一致し含む結果を表示させる指定方法である。これらはどの検索サイトでも大抵は共通している様である。
しかしとはいえやはり一番良いのはGoogle検索が(スポンサーでなく)一般のユーザーのニーズを汲んでくれる事ではあるのだけど。今後のアップデートに期待したい所ではある。
※個人的には普段検索を使用していて関係性の薄いサイトを省き関連するサイトを探すのに除外の指定方法をよく使うので手前の拙いプログラミング能力を駆使して検索除外ワードをブラウザに保存するwebアプリを作ってみたので良ければお気に入りにブックマーク等して使ってみて下さい(同端末の同ブラウザ上で保存を維持可、検索サイトが検索可能な文字数までの登録可能総量約5MB以内の除外ワードで検索可)。Google、Bing、Yahoo、DuckDuckGo、Amazon、YouTube、Twitterを横断して選択して検索出来ます。
webアプリ:Search Minus(-)