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独学のすすめ

独学と聞くと、良い面として流派に縛られず自由に学べる、悪い面として我流で良くも悪くも偏るという事がよく言われる。
そのメリットデメリットのどちらにも転ぶギャンブル的な要素を併せ持つとしても独学の技術は身に付けておくべきである。良い師に就く事と同程度に大切な事である。とはいえ時には師を乗り越え巣立つ事はいつかは必要になる、より高みに臨む為に。その時は自分で考え行動し学ばなければならない。指示を待つでなく自らの進む方向そしてそれを達成する為に動かなければならない。誰も教えてくれない領域もあるかもしれない。そうなると結局独学するしかない。一生勉強というやつである。そしてまた新たなる上の領域での師が見つかればまた学べば良い。
独学するにしても悪い方向に行かない為の指針となる正統な基本的な師から教えられ学んだ技術も必要である。基礎が大切というのはこういう点にも影響を及ぼすのだろう。
師に付くと言っても人でなくとも先人の業績や言葉、本、自然や社会から学ぶ等方法は様々あり独学しながらも誰かから何かから学ぶ事は多いにある。