dorayakiBlog
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ストロングメディウムについて

ホルベインという日本のメーカーから発売されている。
チューブ入りのアルキド樹脂メディウム。
グロス(つやあり)タイプと超速乾タイプ、軟煉タイプなども他にある。

ペトロールとアルキド樹脂とシリカという顔料からなる。
かなり粘りというか固さがあるので厚塗りに向いている。透明性もあるので薄い塗りも出来る。硬い薄塗りとか面白い。もちろんペトロールなどを加えれば伸びの良い塗りも可能。
乾燥後の皮膜は硬さと柔軟性と定着性など堅牢性に優れる。
速乾性もある。0.15mmの薄塗りで、乾燥の早い絵具なら1日、遅い絵具なら2日くらいで乾く。
混色量に制限は無い。ただし単独では使うなとの記載がある。
シリカのせいで相当つやが無くなる。
黄色がかったメディウムの色は青系に少し影響があるような気がするくらいで、黄変もそれほど感じられない。
揮発性分が飛ぶ前と後の濡れ色と乾いた色の差があるのが通常の油絵の技法とは異なる。

揮発性分が少なくなってくると筆を取られやすくなってくるが、その性質を利用した塗りが出来たり、メディウムを加えながらも透明な絵具でも厚く塗って一度の塗りで濃い色を出せたりと面白い性能だと思う。

鉛白のシルバーホワイトと混ぜて下地材にしても良いし、全てこのメディウム一本で絵具の画用液としても使える。


ストロングメディウム (左)24時間以上乾燥 (右)出したばかり

個人的にはつや消しが好きなので愛用している。