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表面色・面色とは

・表面色
表面色とは物体(の表面)に当たった光(の色成分)の一部がその物体に吸収され残りの光(の色成分)が反射された色光の色の事を言う。つまりその物体の表面反射した色の事で単純にその物の色の事である。一般的な通常の物の見方で見て捉える事の出来る色。物体感・物質感・材質感を感じられる色。不透明でその物を見た時に触った時の様な抵抗感を感じられる。表面色は明部に見てとりやすいので少なからず明るい色相・明度・彩度に傾きやすい。

・面色
定位性の無い色。面色とは定位性のある表面色の様に完全に物から光が色=色光として反射されてる事が認識して見て捉える事が出来る物体の表面からの反射の色でなく、
単体で色を見た時の様な、例えば物にかなり近づいてその色だけを見た時の様な、物に近づいて紙に開けた穴からその物の一部(の色)だけを見た時の様な、または透過性のある物体に当たった光が一部透過されずに反射された色光の色の様な、それらの様な定位性の無いつまり物の色として捉えづらい見え方の色。色付きの透明なフィルムの色を見た時の様な。深みや透明性があり触った時に感じる抵抗感が感じ取れない様な特徴がある。透明性のある物体や青空や物の陰影等に見てとれる色。物体感・物質感・材質感を感じにくく透過の空間性を感じさせる。表面色と比べると認識しづらい。

有形の物体においては表面色は視覚的に材質感を持って浮き出て見える。光の当たる面に見れる。
面色は後退して見える。光の当たらない陰影の面において見れる。必ずしも無形ではないが有形性は薄く感じられる。