良い絵を描くのが自身の望みであるのだけど、その絵自体はどこへ行き着くのだろう。
自身のあくまで自分だけに適用する考えとしては、自分で抱え込むのでなく、誰かに寄り添う、つまり誰かに大切に持っていてもらえたら良いなぁ、と考える。
まぁ、美術館に自分の絵が所蔵される事はたぶん無いだろうし。
それはそれでとても光栄で、国や世界の宝として多くの人観てもらい愛してもらえる事は素晴らしいけれど。
そうでなくとも、まずは、誰かたった一人でも気に入ってくれる絵の持ち手に出会えたら絵は幸せなのだろうと考える。
個人的には、買ってもらえたり、依頼されたりして、
その人の人生・生活において、物理的にも精神的にも一緒に長く大切に居られたなら絵も幸せなのだろう、とも考える。
そしてその人を、微力でも間接的にでも、幸せにできたなら尚の事。