dorayakiBlog

上前をはねられない為に

どうするか。
その為には自分でやれる事は自分でやる。やれる事を増やす。
他にはコストを払うそのシステムの構造を知る事。知った上で、もしくは推測または了承してコストを費やすか自分で処理するかを判断する。調べる・判断するという事もそこに入る。
何が大事か取捨選択をする。できる限り無自覚にならず。

大原則として人はひとりでは生きる事はできない、そして全ての事はできない。この世界にあるできる事の何万分の1を2、3に増やすそれだけでも良いと思う。できないことがあっても、それぞれにできる事を伝えあえば数万の魅力を共有できるのだから何でもできる、でなくても良いと思う。何でも出来たらすごい事だが少しさみしくもある。

それに生兵法は怪我のもと。
必要ならプロに頼む事も大事だ。
その見極めを判断する。そのためには知る事が大事だ。

ついでに言うと、自身にやれる事は最悪なくてもいいとも思うし、ひとりの人間が在る価値は何ができるとかの成果主義ではないだろう。ただせっかく生きているのだから面白く生きたほうが良いという意味で、面白くやれる事つまり能力やスタイルを身につけたほうが良い。ダイレクトに何かしら職として成立しないとしても、職にこだわるのも味気ない食わねばならぬが、きっかけの種である興味というものは誰しもひとつは持っていると思う。

そのきっかけの種をもとに、
自分の適性を考えその資質に近い領域を開拓し、自身のメインの能力を開発する。サイド領域の能力もメインの能力に親和性の高い領域を見つける。サイドの領域でメインと親和性の高い能力考えるのだが、そのときも興味で考えて良いと思う。下手に考えると社会に歪められているかもしれない一般常識の組合せになるおそれがある。思わぬ組合せのほうが掛け合わせで生まれるものにイノベーションが生まれる可能性がある。興味さえあればかけ離れてる領域でも繋がる。いや繋げる。むしろ既存の親和性でなく新しい親和性を作り出す。あり得ない組合せからこそ革命的な物は生まれる。スティーブジョブズが点と点を繋げろ、と言ったように。興味と言って悪ければ、心の声を聞くとも言える。
一つの能力では乗り越えられない場面でも他の能力との組合せ(掛け算)の相乗効果で応用が効く。

メイン能力はマネタイズでき、切り札になるくらい磨きがかかっていればもちろん良いが、サイドの領域はビジネス領域の会計や英語でも、インターネット関連でも、釣りや読書でも好きなものなら何でも良い。もちろんそれらもレベルが高ければ言う事はないが。好きという言葉が抽象的なら興味があればそれで良いと思う、寝食忘れて熱中するような。採算度外視で。

新しい技術でも普遍的な技術でも良いと考える。何が流行り廃れるか予測不可能である。役に立たない事はなく、それを行う側による。組合せ次第で新しい技術に進化するかもしれない。そもそも役に立つという実利より熱中できる物こそがその人の最高の解なのだから気にする必要はない。時流も考慮は必要だが、頭の隅に置きつつ、そんなのはクソだ!と言える気概は必要だ。自身の道を極めると言えるくらいの頑固さ。

メインの能力を一つ定める。他に二つあればバランスが良いと思う。それ以上は力が分散してしまう気がする。そしてあとは強化・純化していけば良いと考える。特にメインを敬い愛するというレベルに。
とはいえ完全特化かバランスの良いアベレージストか。パラメータの割り振りは自分次第で十人十色。

その能力をもって、価値を生み提供できて、他の価値を享受できればと願う。そうであれば適正な上前は世界の潤滑油である。

この世界を駆けるためにこんな戦略めいた妄想に近い事を考える。でもきっとそのほうが楽しい。

悪い上前はねられない為に。