現在のルールの遵守を継続する事により、ルールは未来に持ち越し継続する事ができる。
しかしその定められた法は、刻一刻と変化する状況に対応できなくなってくるものも出現してくる。
社会情勢や慣習や文化の変化などにより、ルールはその変化に耐えられなくなり、形骸化もしくは崩壊する。
新発明や天才の出現もルールが成立しなくなり、新ルールの適用を余儀なくされる。
万物は流転する。
諸行無常の響きあり、はいいとして、
ルールや法則も例外ではないのだろう。
ただ、その賞味期限が他より長いだけと考える。
であるからして、過信しすぎてもいけない。その見極めが必要だ。定期的に形骸化していないかチェックする事によって。
良いルールは未来にどんどん持ち越して残したほうが当然良いし、
少なくとも、生きている間、国や地球が存在する間、人間が存在している間もしくはその後、など小さい存在である人間から見たならば色々なレベルのスパンでの暫定普遍のルールもあるだろう。普遍とみなしても良いほどの。
古典が伝える普遍のルールはいつの時代も有効な教えなので、活用させて頂きたいものの、万物は流転するの言葉のように、あくまで絶対不変ではない暫定普遍なので、先ほどのスパンを基準に、自分の必要とする独自のスパンの普遍のルールを見出し、そしてそれを応用するべき、と考える。
そして自分の未来を創るルールを構築していくべきである。
個人的には、絵を描くのも見るのも考えるのも、なかなか測りがたいスパンのルールが見えてくるので興味深くかつ好きだ。
そしてそれは多いに考えさせられる。