前回、「Webサイトの文章の端をきれいに揃える」、について書いた。
最近はプログラミングを学習していたので、画像作成の学習がおろそかになっていたので、
久しぶりにillustratorの機能について学習していたら、均等配置という、画像中に配置された文章の端を揃える機能がある事を思い出した。
(illustrator では、
メニューバーの、
ウインドウ→書式→段落、でパネルを表示)
なので、急いでこのサイトにもCSSで取り入れた。
特にスマートフォンなどの狭い画面でのメインの文章が1カラム(1列)の場合、見やすさが顕著に現れるように見えた。
(文章と画像が横並びにならないスマートフォン仕様で、縦一列に文章→画像→文章…と続く場合。)
画面の狭さ故に、常に画面の端が視界に入る為だと考える。
(もちろんパソコンやタブレットで、2カラム以上で画像に文章が回り込むような複雑なレイアウトにおいても効果はある。)
個人的には、Web上での技術の習得を念頭にしているが、
印刷の分野が本流であるこの技法を見落としていた。サイトの機能性や使いやすさを考えれば、この事も充分考慮に入れておくべきだ。
ホームページやブログなども読み物のように読まれるようになってきたので、印刷物の技術や知恵を意識する事は大切だ。
見栄えも大切だが、前提に機能性を持たせるのは、デザインも絵も根本は大きく変わらない。視認性や識別性や可読性、色や構図の効果などなど。
ただ、核であるメッセージという部分の種類が違う、のだと考える。
(もっと細かく言えば、対象やクライアントや効用などなど、絵描きとデザイナーの数だけ考え方は色々あるものの。)