このサイトの文章を書いていて、
いくつか経験則にもとづいて考えてみると、
・心に留まる事はメモしておくべき。
それは心のたったひとかけらの断片ではあるが、それは確実にあなたのわたしの無意識の下層から意識の上層へ意識化した心の声である。意識化して浮いては沈み浮いては沈みを繰り返すぎりぎりの境界線の声もなかなかに重要な自己の心のメッセージを含む。だから記録しておくと良い。
メモしなければ過ぎ去る位の心の声は大した事の無い事もあるにはあるが、全てが全て、そうとも言えない。
しかしその意識化した泡のひとつはもしかしたなら…。
当然、過ぎ去らないで常に意識化している声は書くべきリストの最重要候補であるものの。
当然ではあるがそれは今現在の当人の重要関心事項であり、当人以外にも当事者となり得る者全ての、この世界への問いかけ、つまり強い問題提起となる、問いかけ次第では答えすらをも含んだ。
・文体については書きながら鍛えろ、と言える。
・心の声にひとつの筋道を与えるが如くに文章をまとめながら、
何度か推敲する。
しかし出来上がった文章は早めにリリースするほうが良い。
心の鮮度と、文章の完成度、の両方のバランスを大切にするべき。
と考える。
好きな事や信念なりの下にテーマを決めて固め打ちしても良いが、
意識上に浮いてくる無意識下からの乱れ打ちの中から、自分の打ち筋を見出してみる方法も自然体にかなったスタイルを発見できて良いかと考える。
このような事は他の多くの創作に通じるものがあるようにも考える。