dorayakiBlog

ブログの書き方

このサイトは文章をデータベースに登録してそれを表示させてるのではないからブログシステムでは無いけれど、時系列に文章を書き連ねているという点では似ているので、一般的にも共通しそうなタイトルにしてみた。

前置きはさておき、

・何を書くか

まず最初に困るのは文章のネタである。
何を書くか?
自身のもしくは他者への、プライバシーやマナーを欠いた事や事件を教唆・幇助する内容や著作権侵害や誹謗中傷以外なら大抵の事なら何でも書いて良いと考える。問題提起や意見など。とあるイスラム教に対する風刺画や猥褻と芸術の境界線などのように、タブーと表現の自由の見極めは時代状況や文化によって変わってくるので難しいが。
とはいえ、ある人の知識や経験は、他人から見れば当たり前に知っている事ばかりではない。
あなたの興味を持っている事や好きな事や得意な事や逆に納得いかない何らかについての問題点などが、ブログに書かれる事として、よそのブログを拝見していて、とても多い。
私的な事を言えば、何かについて書こうとするとき、そのネタは整理がつかないまま溜まっていってしまう。ネタの分野を限定していかなければ尚の事。
上の事を踏まえれば、ブログは思考の軌跡でよいと考える。
大層な事で無く。
ぼーっと何気にひとりで考え事をしている時、日常の思考の隙間に入り込んでくる思考。それらは日頃の本心や興味の関心を示す。
きっと自分には当たり前の事でも人の役に少しは立つ。自分に言ってる面も少々ありつつ。特にWebはそれをより可能にしてくれる場である。ただしパブリックな場である事は常に心に留めておきたいけれど。
なので、構える必要もなくて、とりあえず箇条書きでも良いのでメモをしておけばよい。今なら携帯やスマホのメモ帳にでも。
後で見てわけがわからなくても。
後で見て分かるならそれは選別・ふるいにかけられて残った重要な思考である。

・文章の組み立て

次に困るのは、その思考に道筋を与えて文章にするのが少し時間がかかる。
論理一貫まではいかなくとも、ある程度の文章の起こりと結末は必要である。人に伝わる程度に。

「起」で事の起こりを説明し、
「承」で事の成り行きの説明として、
「転」ではクライマックスでその文章での最も言いたい事を書き、
「結」で盛り上がりを収集し、文章としてまとめる。

・文体

言葉使いや文体は、ふだんの口語と脳内での思考で使っているものと今まで読んできた文章から得たものを使えばよい。そこは個性がにじみでるし、出したほうがおもしろい。
ビジネス用途ならTPOに適応させた文体も必要はあるが。

・タイトル

最後にタイトル。
これは最初に考えてもよいが、その場合には最初に考えたネタから名付ける事になる。それでも良いが、ネタとその書き上げた文章とをあわせてタイトルを名付けるほうがよりまとまりのあるタイトルになる。タイトルが文章のコンセプトに沿っているか見直す手間も省けるので。最初の直感もあなどり難いが。
本のタイトルや商品名とは異なり、コンセプトそのままを10文字程度でタイトルを考える。
重要なキーワードがあればそれを含めて。
ストレートなタイトルほうが閲覧者にとっても検索エンジンにとっても理解しやすい。
小説みたく暗示するかのように凝らなくてよいし、商品名や音楽のタイトルのように一語のワンフレーズにしなくてもよい。見出しだから興味をつかむ工夫はしても良いけど。

ひとまず以上で、

最初に考えたとおり、誰にでも他の人は知らない意外な知識や事実というものは多いにあるわけで。たいていどんなマイナーな事でも興味を持つ同志は広いこの世界には必ずいる。
それは確信を持って言える。

仮にもし、共有できない何かを考えたなら、それはあなたのオリジナルであり、ポジティブなものなら活かして欲しいし、ネガティブなものであっても、ネガティブな場合は無理しないで欲しいけど、その痛みも良い方向に転化させてあなたの飛躍を助ける翼にして欲しい。

などと経験則から手が止まりそうなポイントで文章を書くコツを考えてみた。
とりあえず基本をおさえて形にできたなら、おもしろさや分かりやすさなどを応用として工夫あるのみと考える。