国政選挙が迫ってきて誰に何処の党に投票すべきか迷っている。個人としては支持政党の無い無党派層なのでその時の国全体にとって良さそうな所に投票するのが私の基本方針なのだけど。
ただ生まれ育った地元に住んでいるわけでもないので小選挙区で出馬する候補者の事は縁もゆかりもなくどういう人で信頼に足るのか分からないので小選挙区比例区ともに政党基準で選ぶしかない。もちろん候補者を調べても良いのだけど実績や考え方の上辺くらいというか上澄みくらいしか分からないし(会いに行くわけにも行かないし街頭演説も中々してないしで)基本的に所属する党の方針に倣う人がほとんどだろうからまぁ政党基準での選択で良いだろうと(特に何かお世話になってるわけでもないし義理もないので)。
でどの様な基準で政党を選ぶか。
選挙前という事で公約やらマニフェストの政権を取った暁の有権者に対する約束を各党が発表しているわけだけど、案の定甘い言葉ばかりの有権者に対して美味しい内容の提案をしてくる。選挙前だけは露骨に(特に元与党が)有権者の方を向いてくれるのが嫌なのだけど。ただこれらの公約やマニフェストは守らなくても罰則は無い(信用は問われるけど)口約束の様なものなので選挙後に反故にしても内容を骨抜きにしても問題無い(有権者からしたら問題だが)ので言う事全てを信用して話を聞かない方が良い。誠実な人もいるとは思うが弁のたつ人も多いだろうて。
なので与党に関しては良い事も悪い事も含め政権を持ってから何をしてきたかの実績で判断する方が良い。これが紛れもない彼らの考え方の表れなのだから。これは詳しく調べるべくもなく今の現状を見渡してみれば誰しも分かりやすいだろう。
野党に関しては政権という法案を決定する国会での決定権を持たないので何かの具体的な法案や施策の実績はほとんど無く国会での質疑や個々の活動から判断せざるを得ないのだけど私たち一般には中々知り得ないのでやはり公約やマニフェスト又は演説から彼らの考え方を推し測るより仕方ないのでそれらに関して実現性があるのかという点で判断するしかないと考える。仮に政権を取れて言った事を果たせなくても罰則もない約束なのだから、ましてや与党になれなければ実現はほぼ不可能なのだし。こればかりはいわゆるやらせてみないと分からないという事なのだけど実現性の有無を有権者側で自分なりに精査して可能性があり与党や他の野党より良い政策だと思うならその野党に投票すれば良いのかと考えます。